2ホール混合栓の交換
札幌市清田区美しが丘で、古くなった台所の2ホール混合栓を新しく交換しました。施工前から完成までの流れを写真でご紹介します。
このお客様の台所には、TOTO製の古い下げ吐水タイプの混合栓が取り付けられていました。導入から20年以上経過し、内部のパッキンやバルブが経年劣化して水漏れが発生していました。部品交換で対応することも可能でしたが、経年劣化が進んでいることと、現在の主流はレバーを上げて吐水するタイプへの移行が進んでいることから、新品への交換をご提案しました。新しい上げ吐水タイプの混合栓に交換することで、水漏れの心配がなくなるだけでなく、毎日の台所仕事も快適で安全になります。
この工事の特徴と難しいポイント
通常、混合栓の交換は、既存の配管をナット回しで簡単に外せる場合がほとんどです。しかし、このお客様の現場では、配管がねじ込み施工されていたため、配管そのものを外すことができず、パイプカッターで配管を切断して対応する必要がありました。これは一般的な交換工事よりも高度な技術が求められます。特に、お湯側の銅管を切断後に継ぎ手を溶接する作業は、壁や周辺の物を焦がさないよう細心の注意が必要です。
施工フローの全体像
交換工事は複数のステップで進みました。まず、古い混合栓と配管を取り外します。次に、切断した配管の端部に継ぎ手(フィッティング)を溶接や圧接で取り付けます。その後、お湯側・水側ともネジ接続できるよう準備を整えます。最後に、ステンレスフレキ管で新しい混合栓と配管をつなぎ、締め付けて完成です。このように、複数の工程と異なる技術を組み合わせて行う施工になります。
使用した部材と技術について
銅管継ぎ手と溶接:お湯側はすべて銅管のため、配管の継ぎ手を銅ロウを使った「ろう付け溶接」で接合します。高温(約180〜250℃)で部材を加熱して接合するため、熟練の技術が必要です。
鋼管とフレキニップル:鋼管にフレキニップルを取付。水道管の呼び径20に対してフレキ管接続部は呼び径13なので異形ニップル20を13に変換するフレキニップルを取付します。
ステンレスフレキ管:新しい混合栓と配管をつなぐ部分に使用します。柔軟性があり、曲げやすく、耐久性が高いのが特徴です。このステンレスフレキ管を採用することで、今後の混合栓交換の際には、ある程度の知識と工具があれば交換できるような接続方法で施工しました。
お客様へのポイント・注意点
混合栓の交換をお考えの場合、「配管がどのように施工されているか」が工事内容と費用を大きく左右します。外せる配管なら交換費用は比較的安く済みますが、このケースのように切断が必要な場合は、工事が複雑になり、費用と時間がかかります。
また、今回のような配管の切断・継ぎ手の溶接・ステンレスフレキ管の接続といった作業は、DIYの範疇を大きく超えています。特に銅管の溶接は高温での作業で火災のリスクもあり、熟練した技術者による施工が必須です。水漏れに気付いたときは、無理せずに早めに当社までご相談ください。現地の状態を見て、最適な施工方法をご提案いたします。
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施工前
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工事中
配管がねじ込み施工のため外せない状態です。
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工事中
水道管を回して外せないため切断します。
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工事中
水道管を回して外せないため切断します。
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工事中
お湯側も切断して外します。
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工事中
お湯側も切断して外します。
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工事中
外した混合栓と管はこのように取り付けられていました。
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工事中
切断箇所に継ぎ手を付けていきます。左側がお湯の銅管継ぎ手、右側が水の鋼管用継ぎ手です。
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工事中
お湯側は銅管なので継ぎ手を溶接します。壁などを焦がさないようにガードして慎重に。
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工事中
水側の鋼管にも同様に、配管をつなげられるよう継ぎ手を取り付けます。
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工事中
お湯側・水側とも継ぎ手が付き、ネジ接続できるよう準備ができました。
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工事中
長さを測り、寸法に合わせてステンレスフレキ管を加工します。
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工事中
長さを測り、寸法に合わせてステンレスフレキ管を加工します。
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工事中
立カラン回しでしっかり締め付けます。
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工事中
お湯・水の接続が完了しました。
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完成
取付完了です!新しい混合栓ですっきりしました。